Basic#
Molecule#
このセクションでは計算対象の分子についての設定を行います。
Coordinate#
計算対象の分子構造をデカルト座標で指定します。
各原子ごとに1行ずつ、 元素記号 X座標 Y座標 Z座標
の順で記述します。
各座標は単位をÅとして入力します。
Basis#
計算に用いる基底関数を、文字列として指定します。 PySCFでサポートされている基底関数が設定できます。
SCF Settings#
このセクションでは計算対象の分子についての設定を行います。
Multiplicity#
求めたい状態のスピン多重度 \(2S+1\) の値です。
Number of electrons
で指定する活性空間内の電子数のもとで取り得る値が有効な入力となります。
Charge#
分子の電荷を電気素量(e)を単位として入力します。
Active space#
このセクションでは計算対象の分子の活性空間ついての設定を行います。
\(N_o\) 個の分子軌道に \(N_e\) 個の電子を配置したSlater行列式を基底とする空間を活性空間と呼び、この空間に対して電子のHamiltonianが構築されます。
\(2N_o \geq N_e\) を満たすような数値が有効な入力となります。
Number of electrons#
活性空間に含める電子数(\(N_e\))を1以上の整数値で入力します。
Number of orbitals#
活性空間に含める空間軌道の数(\(N_o\))を1以上の整数値で入力します。